Home > 松尾芭蕉の足跡を行く > 平成30年(2018)5月中旬 鹿島詣

鹿島詣_h30.05.11〜5.14

  芭蕉が、鹿島詣でに出かけたのは貞享4(1687)年8月14日でした。
331年後の5月、鹿嶋などを訪ねました。鹿島町が市になる時、佐賀県に鹿島市があったため、鹿嶋市としました。

 芭蕉は根本寺・鹿島神宮を訪ねましたが、今の鹿嶋はそれに加えて鹿島臨海工業地帯があり、鹿島アントラーズのホームグランドがあるところです。

「古代(むかし)と現代(いま)が出会うまち、鹿嶋」と観光パンフに書いていましたが、その表現がよく似合うまちでした。

 なお、アントラー(antler)は、鹿の枝角のことと辞書を引いてわかりました。
久しぶりに関東へ行くので、高校同期会の日に合わせようと計画しましたが、うまくいきませんでした。

  2018(h30).05.19 G.Kitoh


 下の全写真を左クリックしますと、多少大きめな写真(横1020ピクセル)でご覧いただけます。

2018.05.11

成田へ向かう機内からの景色

 霞ヶ浦でしょうか。霞ヶ浦の東にあるのは北浦です。


【写真:No1 霞ヶ浦】

 大きな川は利根川でしょうか。


【写真:No2 利根川】

鹿島神宮駅前のビジネスホテルが経営する食事処「鈴章」

 鯰(なまず)のミニコース、鯰のカルパッチョ、照り煮。酢の物は別注です。


【写真:No3 鯰ミニコースの1】

 鯰の天ぷらは特に美味しかったです。


【写真:No4 鯰ミニコースの2】

2018.05.12

根本寺_鹿嶋市宮中(きゅうちゅう)2682

 芭蕉は根本寺に仏頂和尚を訪ね、雨後の月見を楽しみました。仏頂和尚 は、江戸深川で芭蕉に禅を教えたといわれています。

 門に至る道の両側は紫陽花が並んでいて、 が鳴いていました。


【写真:No5 根本寺山門】

「寺に寝てまこと顔なる月見哉」句碑


【写真:No6 寺に寝て句碑】

「月はやし梢は雨を持ながら」句碑


【写真:No7 月はやし句碑】

鹿嶋市マンホールの蓋

 市の鳥はキジ、花はハマナスでした。


【写真:No8 マンホールの蓋】

鹿島神宮_鹿嶋市宮中2306-1

 根本寺から鹿島神宮まで歩いて20分ほどでした。

大鳥居

 大鳥居が出迎えてくれます。2011年3月11日にに起きた東日本大震災により石の鳥居が倒壊したため、境内の杉の木で再建されたものです。


【写真:No9 大鳥居】

楼門

 朱色が鮮やかな楼門です。


【写真:No10 楼門】

奥参道

 奥参道に入ると両側に巨木がそびえ、空気が一新しました。


【写真:No11 奥参道】

「此松の実ば(生)えせし代や神の秋」句碑

 「此松の実ば(生)えせし代や神の秋」句碑。奥宮近く売店側に建っています。


【写真:No12 此松の句碑】

「枯枝に鴉(う)のとまりけり穐の暮」句碑

 要石の側に建っています。


【写真:No13 枯枝に句碑】

要石(かなめいし)

 地震を起こす大鯰の頭を押さえている大石の一部と。


【写真:No14 要石】

「名月や鶴脛(はぎ)高き遠干潟」句碑

 帰り道、楼門横にあるのを発見。この句は、芭蕉俳句集では存疑の部に載っています。


【写真:No15 名月や句碑】

拝殿

 この日は大安。拝殿で結婚式を挙げていました。


【写真:No16 拝殿】

塚原卜伝像

 鹿島神宮と鹿島神宮駅の間に、塚原卜伝 像があります。
室町時代後半に剣聖といわれた卜伝は常陸国鹿島に生まれました。


【写真:No17 塚原卜伝像】

うな重

 今夜は 鈴章 でうな重を食べました。うなぎの看板を掲げる店が多かったです。


【写真:No18 うな重】

2018.05.13

 鹿島臨海鉄道に乗車し、その後、潮来に行きました。

鹿島臨海鉄道電車

 鹿島神宮・水戸間を運転しています。


【写真:No19 鹿島臨海鉄道電車】

乗車券

 乗車券です。乗車ははまなす公園前まで。鹿島サッカースタジアムまでJR東の区間で190円、ここからはまなす公園前まで220円、合計410円です。


【写真:No20 乗車券】

鹿島サッカースタジアム駅

 鹿島サッカースタジアム駅は臨時駅で、試合がある時のみ停車です。


【写真:No21 サッカースタジアム駅】

はまなす公園前駅

 長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅。
ひらがな表記は22文字で日本一長いそうです。降車客は私1人でした。


【写真:No22 はまなす公園前】

潮騒はまなす公園(鹿嶋市大字角折)

 名前のとおりママナスが咲いていました。この付近がはまなすの南限です。


【写真:No23 はまなす】

鹿島灘、鹿島臨海工業地帯

 公園内の展望塔から眺めた鹿島灘、鹿島臨海工業地帯


【写真:No24 展望塔からの眺望】

水郷潮来あやめ園

 電車を乗り継ぎ 潮来 へ向かいました。
潮来(いたこ)駅前を行くとあやめ園に着きます。あやめ祭は5月25日から、まだ咲いている花は少ないです。


【写真:No25 水郷潮来あやめ園】

潮来の伊太郎像

 園に潮来の伊太郎像がありました。潮来笠は1960年に発売された橋幸夫さんのデビュー曲です。この年小生は中学3年生でした。


【写真:No26 潮来の伊太郎像】

長勝寺(ちょうしょうじ)_潮来市潮来428

 長勝寺は源頼朝が文治元(1185)年創建し、水戸光圀再興した寺です。あやめ園から10分ほどです。


【写真:No27 長勝寺】

3句を刻んだ碑

 境内に3句を刻んだ碑が建っています。
 ・「塒(ねぐら)せよわらほす宿の友すずめ(松江)」
 ・「あきをこめたるくねの指杉(桃青)」
 ・「月見んと汐引きの ぼる船とめて(ソラ)」
の句です。
 紀行文鹿島詣の最後に、帰路自準に宿すと書いています。自準は潮来に隠栖していた本間道悦で松江とも号していたようです。桃青は芭蕉、 ソラは曾良です。


【写真:No28 3句の碑】

「たび人と我名よばれむはつしぐれ」の句碑

 芭蕉は鹿島詣での後、貞享4年10月笈の小文の旅に出ました。そのとき詠んだ「たび人と我名よばれむはつしぐれ」の句碑もありました。


【写真:No29 たび人と句碑】

2018.05.14

 昨日夕刻前からの大雨が止んで晴れました。今日は帰るだけです。
芭蕉が鹿島を訪ねた時は秋でした。「かりかけしたづらのつるやさとの秋」の句を詠んでいます。今は春、田植えが終わった田が広がっていました。


【写真:No30 鹿島線沿線】

成田空港

 今回初めてLCCを利用しました。成田空港は第3ターミナル、端で遠かったです。
成田空港開港40年というニュースがあり、帰ってから調べると1978年5月20日が開港記念日でした。

 第3ターミナルは2015年4月8日開業ですから3年前です。 私が成田空港を初利用したのは1988年3月でした。開港10年後です。今回の利用が2回目で30年ぶりでした。区切りのところで利用していると思いました。


【写真:No31 成田空港】

      
      
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