Home > 松尾芭蕉の足跡を行く > 平成22年(2010)南光坊

四国 八十八ヵ寺 第 55 番 愛媛県今治市:別宮山(べっくさん) 南光坊 (なんこうぼう)

 友人が四国八十八ヵ寺を巡っています。
南光坊の境内にあった芭蕉句碑の写真を送ってくれました。

芭蕉の句碑は、全国各地にあります。
北は北海道から、南は鹿児島県喜界島まで、芭蕉が歩いたところにかかわらず建っています。
そのことを知っていただくのもよいかと存じます。

 2010(h22).06.18   G.K

南光坊 句碑 解説

 四国に芭蕉は足を伸ばしていませんが、句碑はあります。

「物いへば 唇寒し 秋の風」の句は、 前書き、―座右の銘 人の短をいふ事なかれ 己が長をとく事なかれ―がいい言葉です。

句碑解説にある“小文庫”というのは、芭蕉の弟子 史邦 (ふみくに)の撰集「芭蕉庵小文庫」 のことです。
史邦は、芭蕉七回忌に「こがらしの身は七とせや像の皺(しわ)」と詠んでいます。

南光坊 「ものいえばくちびるさむしあきのかぜ」句碑


      
      
Copyright (C) 2010 All Rights Reserved by 北海道立札幌東高等学校 14 期 OB